命の母Aの副作用「下痢」をする理由【合わないときにおすすめはルビーナ】
更年期向けの有名なお薬といえば、命の母Aではないでしょうか。
命の母は明治36年(1903年)9月16日に完成して以来、100年以上の歴史があります。
世代を超えて愛用されてきているので、効果があり良いお薬といえるでしょう。
ただ、副作用を感じるケースもあります。
私の命の母Aを飲んだことがあるのですが、ひどい下痢をしてしまいました。
口コミを見ると、命の母で下痢の副作用はよくあるみたいです。
命の母Aはなぜ下痢をしてしまうの?って思いますよね。
実は、お腹がゆるくなるような成分が入っていることがわかったんです。
- 命の母Aを飲みたいけど副作用が心配
- 命の母Aを飲んだら下痢をしてしまった
というあなたのために、命の母Aで下痢の副作用が出る理由、そして、命の母Aが合わないときにおすすめのお薬もご紹介します。
- 命の母Aには下痢の副作用を起こす成分が入っている
- 命の母Aで下痢の副作用が起きやすい体質がある
- 命の母Aは下痢の副作用が出にくい飲み方がある?
- 命の母Aを飲んで下痢をした私の体験談
- 命の母Aは副作用が起きやすい?
- 命の母Aではなくルビーナが合うかも
命の母Aには下痢の副作用を起こす成分が入っている
命の母Aの成分含まれる「ダイオウ末」が、下痢の副作用を起こすと考えられます。
ダイオウ末は下剤としても使われている成分です。
ダイオウ末のセンノシドという成分が腸を刺激して、便を出す仕組みなんですね。
便秘薬によく使われるセンナも、センナシドにより便秘を解消しています。
つまり、ダイオウ末が含まれている命の母Aは、下剤としても使えるということになるのです。
命の母Aを飲んだら下痢の副作用が起きるというのは、当然であるともいえます。
ダイオウは便秘薬にも使われている
タケダ漢方便秘薬や大正漢方便秘薬など、漢方系の便秘薬に使われているのがダイオウです。
- 大正漢方便秘薬4錠 1,600㎎
- タケダ漢方便秘薬4錠 1,067㎎
- 命の母A12錠 175㎎
1日の摂取量に含まれるダイオウの量は上記のようになります。
便秘薬と比べると命の母Aの含有量は少ないですが、もともと便秘をしていない人やお腹がゆるくなりやすい人は、下痢の副作用が出ても不思議ではないでしょう。
命の母Aにダイオウ末が配合されている理由
下痢の副作用が出やすいなら、命の母Aにダイオウ末はいらないんじゃない?って思いますよね。
なぜダイオウ末が配合されているのかですが、効果は便を出やすくするだけではないためです。
ダイオウは血のめぐりを良くするため、冷えや月経異常には効果的です。
また、イライラを鎮める作用もあるため、更年期の心のケアにも良いんですね。
命の母Aは更年期を改善するお薬なので、ダイオウ末を配合しているのです。
命の母Aで下痢の副作用が起きやすい体質がある
命の母Aは、比較的体力のある人向けのお薬です。
使用上の注意を見ると、以下のような人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してから飲むこととあります。
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
- 胃腸が弱く下痢しやすい人
ここで注目したいのが、4と5です。
体力がない人や胃腸が弱い人は、下痢の副作用が起きやすいので注意が必要です。
私は運動とか全然しないので体力があるほうではないし、過敏性腸症候群的な症状を持っているので、命の母Aで下痢をしてしまったのかと思います。
命の母Aは下痢の副作用が出にくい飲み方がある?
命の母Aは1回4錠を1日3回食後に飲むのが基本です。
体質によっては1回4錠では、多すぎる場合があります。
痩せていて体重が少ない人、命の母Aを初めて飲む人は、1回の飲む量を減らすと下痢の副作用は出にくいでしょう。
また、早く効果を出したい、強い効果が欲しいと、摂取量を増やすのはNG。
飲む量を増やしても、強力な効果が出ることはありません。
下痢などの副作用が出やすくなるだけなのでやめましょう。
命の母Aを飲んで下痢をした私の体験談
私は命の母Aは、1回1錠~2錠しか飲んでいませんでした。
副作用があるって口コミを見たし、1回4錠じゃ多すぎると思ったからです。
ただ、生理前になって強めの腹痛が起きたときがあったんですよね。
命の母AはPMSにも効きそうと思ったので、腹痛を抑えるために飲む量を増やしたんです。
1回4錠を飲んでみたのが大間違い。
ひどい腹痛と下痢になり、脂汗をかきながらトイレに30分以上もこもることなってしまったし、何度も波が来てトイレに通うことに(;´Д`)
お腹が痛すぎて、PMSのほうがましと思ってしまいました。
下痢の副作用が出て以来、こわいので命の母Aは飲んでいません。
命の母Aは副作用が起きやすい?
命の母Aは更年期世代の女性に必要な生薬とビタミンが配合されている第2類医薬品です。
第2類医薬品は「日常生活に支障が出るほどの副作用の恐れがある」とされており、命の母Aでは以下のような副作用の可能性があるとしています。
皮 ふ/発疹・発赤、かゆみ
消化器/胃部不快感、食欲不振、吐き気・嘔吐、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
下痢の副作用は、命の母Aでは想定内であるといえます。
購入する前に医師、薬剤師、登録販売者に相談することで、下痢をする副作用のリスクは低くできるでしょう。
命の母Aではなくルビーナが合うかも
命の母Aで下痢の副作用が出てしまう人は、ルビーナを使ってみる方法があります。
ルビーナは更年期をサポートする第2類医薬品です。
漢方処方「連珠飲(れんじゅいん)」にもとづいており、ルビーナは漢方薬、命の母Aは生薬とビタミンという感じになっています。
命の母Aとの違いは、ルビーナにはダイオウが入っていないことです。
命の母Aで下痢の副作用が出てしまっても、ルビーナなら大丈夫というケースは少なくありません。
ルビーナでも下痢の副作用が出るケースはあるのですが、命の母Aが合わなかったら試してみても良いでしょう。
また、ルビーナは体力が中等度またはやや虚弱でも、飲むことができます。
命の母Aは比較的体力がある人に向いているので、体力に自信がなければルビーナのほうが合っているんじゃないでしょうか。
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